工房aix 2月月例開放

物!手作りの会&どこ竹せたがや
日時:2月17日 11:00時〜15:00時

桜丘 工房aix

昨年7月に、工房見学を行なった時に、普段は部屋の隅で、よごれを気にしながら工作をおこなっている...との話を聞き、月に1度くらいよごれを気にせずに楽しんでもらおうとはじめた物で、「基本的には、好きな工作と昼食を肴に、交流しようと言う主旨です。場所と時間の開放、道具も使えますので、やりたい工作の準備をしてお越しください。」
と言う感じでおこなっています。

朝、8時七輪に火を起こし、完全に起こった所で茂原からもってきた竹の油抜き、1本の油抜きに30分前後かかるので2〜3本やると飽きてしまうので、まだ終わらない。

本日も2本で終了、後4本残っているが...

油抜きが終わった竹は、天気の良いひに天日に当てるが、下に置いておくと邪魔なので、天井に並べた。

長さ1.5mの真竹24本、これで竹とんぼならば4千〜5千位の材料が備蓄できた定員30名の教室なら60教室程可能、どこ竹せたがやには、家に竹林がありメインで材料を提供してくれるTさんがいるので、補助の材料としてはこれで十分。

乾燥後にわれなかった太い物は、スリットドラムにもしたいと思う。
11時少し過ぎに、WさんとSさんが到着さっそく作業開始

Wさんは

・近所で集めて家で乾燥させてきた枝笛の材料にボール盤をつかって穴開け作業

Sさんは

・枝笛用の工具づくり
  中と抜け口の成形の為の先の細い両刃の刃物

・うぐいす笛の試作

私は、鳩笛より太い竹笛を試作しました。(写真)
後ろ側は、押えやすさを考え節を使って、真ん中に穴を空けてあります。

さっそく吹いてみると、太いので音階の調整はしやすい、音域は1オクターブ+1音ほど。

ただ楽器としての音色、鳴りと言う点ではまた工夫の段階
ちょっと一服!!

のんびりと話をしながら、工作三昧...楽しい1日でした。

ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
後日Sさんが今までの工房開放で作った道具や作品の画像を送ってくれましたので掲載します。

左の桜の柄のついている物は今回の開放で刃先を作り、自宅で砥石で仕上げて柄をつけて完成させた物。

右の2つは科学技術館でサポートいただいた時の物か?

自然の風情がなんとも言えませんね...
桜の枝笛各種

2カ所に笛の付いた進化版も...

竹細工の数々

竹とんぼ、うぐいす笛...
竹は茂原の竹?...

3月の開放は17日(土曜日)です。

今回は10時から近くの食と農の博物館で「富士宮フードバレー展」と「環境誌」のパネル展示などを見てから工房に戻って、工作と情報交換となります。

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