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物!手作りの会について |
近頃では日常、自分に必要な物を自分で作る機会は減ってきています。 しかし自分の頭で考え手を動かして物を作る事からは、沢山の事を学ぶことができます。特に多感な子供達にとって学びでもありますが格好の遊びとして面白く楽しい物です。 |
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体験教室の問題点 大人の世界でも余暇の充実、ゆとり..などが見直され、また子供の世界でも、総合学習や完全学校週5日制などで、いろいろな体験をさせてくれる体験教室が注目を集めています。 手作りに関しても同様で、最近では沢山の工作施設があり、さまざまな手作り体験を行なってくれています。ただこうした手作り体験は、材料、工具全て施設側が用意し体験者は手ぶらで参加するケースが殆ど...、体験者はその場で説明を聞き、用意された道具を使用し、決められた時間内で材料を組み上げる...、体験教室を主催する立場としては限られた時間内に作品を完成させなければならないと言う事情は解ります。また物を作り上げたと言う成功体験としてはこれも意味はあると思いますが、物作りを体験すると言う観点とは別の体験と言えるのではないでしょうか。 |
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工作を通じ小さい時に本当の刃物の切れ味を体験 刃物(小刀)は危険と言う事で子どもから遠ざけられていますが、切ったり削ったりは工作(物作り)の原点の1つ、小さい頃に使い方を学び、工作や物作りが好きになる要素として本物の刃物の切れ味に触れる事も大切なはず。 物づくりを身近に楽しめる環境を... 本当に物作りに興味を持つ子供達の為には、受動的ではなく、能動的に物を作って楽しめる環境が必要なのでは?、上記のような体験教室が悪いと言っているのではありません。ただ本当に面白いのは、物が出来る事よりも、何をどう作るかを考える事ではないでしょうか。 |
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工作施設の悩み 何箇所かの工作施設をお借りして体験教室などを行なわせていただき、気がついた事があります。それは工具の消耗の激しい事、特に頻繁に教室などを開催している流行っている工作施設ほど、工具の消耗は激しい...、その理由は (1)毎週のように利用されるので、時間的に保守を行なえない。 (2)保守を行なう所まで、手が回らない (3)参加者も基礎的な道具の使い方を知らないので、めちゃくちゃな使い方をする... 工作室はみんなにいろいろな体験をしてもらおうとすればするほど、工具の保守との戦いをしいられる事になります。 |
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私たちはの提案(道具の分離) 自分の道具を持つ 基本的な自分の道具を持ってもらい、いろいろな体験教室での物作りで、この道具を持参して作業を行なってもらう。 (1)道具の習熟 (2)常に道具の状態を認識でき、また改良・保守も自分で自由に行なえる (3)自分の道具なので大事に使う 工作室の道具 工作室では個人では揃えにくい高価な道具や特殊な道具を用意して、持参の使い慣れた道具と併用して工作を楽しんでもらう。 こうした環境を作る事で生徒側は自分の使い慣れた道具で工作が行なえ、主催側は工具の保守作業の軽減が行なえるようになります。 |
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工作環境の整備 ・常設施設の工作施設の工具の保守・選定・管理 ・工作イベントや体験教室カリキュラムの企画 等のご相談なども承ります。 |